前の職場のあり得ない人たち その1
以前いた職場には常識的にあり得ない人がたくさんいました。
ずっと働いている人もいれば、すぐ辞めていった人の中にもかなりあり得ない人たちが!
そんな前の職場で出会った個性的な人たちのおもしろエピソードを紹介していこうと思います。
まずは、職場の責任者であり営業所のナンバー2でもある男性正社員、30代後半のA氏から。
このA氏はパートさんの面接したり採用担当者なんだけど、来る者拒まずで誰でも採用します。
面接しなくても電話で名前と年齢と住所といつから来れるかだけ聞いただけでいいんちゃう?ってくらい意味のない面接をします。
日本一ダメな面接官じゃないかって本気で思います。
誰でも採用する上に、仕事での服装の説明や勤務時間によって社会保険ありとなしがあるのに「何時までにしますかー?」って時間の希望だけ聞いて社会保険ありの時間帯がいいって言う人に「この時間帯なら社会保険加入になります」なんてことは一切言わずに社会保険加入のパートとして採用して、採用された人は入社してから社会保険加入だということを知る。
という採用担当者としてあり得ないことをします。
こんなA氏が採用してるもんだから、まぁいろんな人たちが入って来ては辞めて行きました。
倉庫作業の仕事をするのに動きやすい服装で等の説明を一切しないので、厚底ブーツにショートパンツで来る子がいたり、ワンピースで来る子がいたり。
職場にスマホやケータイの持込み禁止なのにそれをいつも言わず、入社初日はたいていみんな持ち込む。
そのことを何度もベテランパートさんに注意されてもすぐ忘れるのか、たいてい言わない。
そんなに忘れるんなら、服装とか注意事項を書いた紙でも渡せばいいのに!
って何度思ったことか。
気弱な感じのA氏はパートさんたちがしゃべっていても注意も出来ないし、朝礼の時の声が小さすぎてほとんど聞こえなかったり。
A氏は独身なんだけど、自分好みの若い子が入って来た時はその子に仕事を教えるのに厳しい人をつけず優しい人ばかりつけたり、普段ほとんど事務所にいて現場に来ないくせにその若い子が入ってからはしょっちゅう現場に来るようになったり。
1日の作業は何種類かあって、普段はバイトの男の子が誰がどの作業をするかって割り振りをするんだけど、その若い子が来てからA氏が自分が関わりやすい作業にその子を入れて一緒に作業するメンバーも優しい人や自分のお気に入りの人たちで固めていた。
なんせ、その若い子がすぐ辞めないように簡単な作業、厳しい人をつけない等して徹底的に守っている感じだった。
いつも土曜日休んでたA氏がその若い子が土曜日出勤だからか土曜日出勤にしてその子が休みの平日に休むようにもなった。
そんなことをしているもんだから、周りのパートさんたちもみんな気付くわけですよ。
A氏ってあの子のこと狙ってるよね?って。
当然、パートさんたちの噂になり営業所中に広まりました。
営業所の中の他の部署が忙しい時は応援に行ったりするんだけど、新しい人でも3か月くらいたってたら応援に行くことになってるのに、そのA氏のお気に入りの若い子は3か月たっても全然応援に行かせなかった。
それに対してみんなから不満が出てたので、なんでもズバズバ言うベテランパートさんがA氏になんであの子だけ応援行かせないの?って言ったらすぐに応援に行かせた。
そしたら、そのお気に入りの子が初めて応援に行った日にA氏は違う部署にも関わらず何回も来たのでパートさんたちが「また来てるよ!」「今日、何回目?」って噂してたらそのお気に入りの子の耳に入って泣き出してしまって次の日から来なくなって辞めてしまった。
A氏とそのお気に入りの若い子の年の差15歳ほど。
そのお気に入りの若い子は、仕事中しょっちゅうA氏がやってきてプライベートのこととか聞かれて嫌だったと退職手続きの時に言ってたそうで実質A氏が退職に追い込んだようなものでした。
その若い子が辞めてからは以前のようにまた現場にはほとんど来なくなって、土曜日に休むようになったA氏でした。
私が今まで働いてきた職場でダントツに一番仕事が出来ない上司でした。
次回はその誰でも採用するA氏が採用したあり得ないパートさんたちのことを書きますね。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
donzoko-singlemother.hatenablog.jp
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